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ComfyUI 動画生成の始め方|Wan で画像を動画化

2026年6月2日8 分で読める

TL;DR — ComfyUI 動画生成の主流は、1 枚絵を動かす image-to-video。ローカルは Wan 2.2 で 12〜24GB の VRAM が要るが、クラウドなら環境構築ゼロで Wan・Kling・Seedance を使い分けられる。

「ComfyUI で動画も作れるらしい」と聞いて試したものの、VRAM 不足やビルドの沼で止まってしまった——そんな人は少なくない。この記事では ComfyUI 動画生成の全体像を、必要な機材・モデル選び・コストまで初心者向けに整理する。

ComfyUI 動画生成には何が必要?

ComfyUI 動画生成の主役は「1 枚の静止画を動かす」image-to-video だ。アニメの立ち絵や生成したイラストをアップロードし、動きを指定すると数秒の動画になる。

必要なものは 3 つに整理できる。

  • モデル — Wan 2.2 (オープン重み)、Kling、Seedance などの動画生成モデル
  • ワークフロー — ComfyUI 公式が Wan 2.2 のネイティブワークフローを配布している
  • GPU の VRAM — ここが最大の関門

ComfyUI 公式の Wan 2.2 チュートリアルによると、軽量な 5B モデルは FP8 で約 8〜12GB に収まる。一方で品質の高い 14B モデルを FP16 でフル稼働させると、text encoder 込みで 54〜65GB にも達する。

ローカルで動かすときの現実

GGUF 量子化と T5-XXL テキストエンコーダの CPU オフロードを組み合わせれば、14B でも GPU 側は 6〜8GB まで下げられ、RTX 4070 (12GB) でも 480p なら回せる。ただし system RAM は 24〜32GB が前提で、1 本の生成に 10〜15 分かかることも珍しくない。「とりあえず試したい」段階で組むには重い構成だ。

Wan・Kling・Seedance の違いは?モデルの選び方

ComfyUI 動画生成で使う主要モデルは、性格がはっきり分かれる。2026 年は「ネイティブ音声」「参照入力でのキャラ一貫性」が標準化し、用途ごとの最適モデルが変わった。

モデル 開発元 得意なこと 重み
Wan 2.2 Alibaba 静止画に近い小さな動き、image-to-video オープン (ローカル可)
Kling v3 / v2.5 Kuaishou 大きな動き・シネマ表現、絵コンテ対応 API (クラウド)
Seedance 2.0 ByteDance 品質とコストのバランス、最初の 1 本 API (クラウド)

選び方の目安はシンプルだ。

  • イラストをふわっと動かしたい → Wan 2.2 の image-to-video
  • 爆発・走るなど大きな動き → Kling
  • 迷ったら、コスパ重視 → Seedance

Kling 3.0 は 2026 年 4 月時点で全動画モデル中トップクラスの ELO スコアを記録し、シネマティックな表現に強い。一方 Wan はオープン重みなので、後述のとおりローカルでも動かせるのが利点だ。逆に Kling・Seedance は API 提供のクローズドモデルで、自宅 PC に重みを落として動かすことはできない。

ローカルとクラウド、どちらで動かすべき?

ComfyUI を触って動画生成で挫折する人の多くは、モデルの使い方ではなく VRAM 不足とビルドの沼 でつまずく。ここが分岐点になる。

  • ローカル向き — 高性能 GPU を持ち、ノードを自分で組みたい人。オフライン・プライバシー要件が厳しい人
  • クラウド向き — VRAM が足りない、環境構築に時間を割きたくない、Wan 以外 (Kling / Seedance) も試したい人

クラウドの大きな利点は、オープン重みでない Kling や Seedance も同じ画面で使い分けられること。ローカルでは Wan のようなオープンモデルしか動かせないので、表現の幅が頭打ちになりやすい。画像生成ツールの選び方で迷っている人は、ComfyUI と Automatic1111 の違いも合わせて読むと、ローカル/クラウドの考え方が整理できる。

ComfyStudio で ComfyUI 動画生成を試す手順

ComfyStudio は ComfyUI のワークフローをクラウドで実行する日本発の AI イラスト生成 SaaS だ。手元の GPU を問わず、ブラウザだけで ComfyUI 動画生成ができる。料金は 1 クレジット = 1 円の従量課金で、生成前に 1 本あたりのコストが見えるのが特徴だ。

  1. 画像を用意する — 動かしたいイラストや写真を 1 枚アップロード
  2. モデルを選ぶ — image-to-video なら Wan 2.2、大きなアクションなら Kling
  3. 動きを指定して生成 — プロンプトで動きを書いて実行。数十秒〜数分で完成

料金は用途別に明朗だ。

用途 モデル 秒数 コスト
動画プレビュー LTX-Video 2B 35 ¥88
image-to-video 化 Wan 2.2 55 ¥138
標準動画 Seedance 1.5 Pro 75 ¥188
シネマ動画 Kling v2.5 Turbo 90 ¥225
ハイエンド動画 Seedance 2.0 Pro 180 ¥450

自分の描いた 1 枚絵が ¥138 で動き出す体験は、ローカルで GPU と格闘していた頃には考えられなかった手軽さだ。まずは Wan 2.2 の image-to-videoKling のアクション動画 のプリセットから、会員登録なしのお試しで始められる。ほかのモデルやコストは 料金ページワークフロー一覧で確認してほしい。

よくある質問

Q. ComfyUI 動画生成にはどのくらいの VRAM が必要ですか? A. Wan 2.2 の 5B は FP8 で約 8〜12GB、14B を FP16 で回すと 54〜65GB 必要です。GGUF 量子化と T5 の CPU オフロードを使えば 12GB の GPU でも 480p なら動きますが、system RAM は 32GB を推奨します。VRAM に不安があるならクラウド実行が無難です。

Q. 画像を動画にする image-to-video では何ができますか? A. アップロードした 1 枚のイラストや写真を、プロンプトで指定した動きに沿ってアニメーションさせる機能です。Wan 2.2 は静止画に近い穏やかな動き、Kling は走る・爆発するような大きな動きが得意で、SNS リールや VTuber の待機画面づくりに向きます。

Q. ComfyUI を入れなくても動画生成はできますか? A. はい。ComfyStudio のようなクラウド型 SaaS なら、ComfyUI のインストールや GPU の用意なしに、ブラウザだけで ComfyUI 動画生成のワークフローを実行できます。オープン重みの Wan に加え、API 提供の Kling・Seedance も同じ画面で使い分けられるのが利点です。

Q. 動画生成は 1 本いくらかかりますか? A. ComfyStudio は 1 クレジット = 1 円で、Wan 2.2 の image-to-video が ¥138、シネマ品質の Kling が ¥225 など、生成前に 1 本あたりのコストが表示されます。使った分だけの従量課金なので、月額固定のサービスより少額から試せます。

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よくある質問

Q. ComfyUI 動画生成にはどのくらいの VRAM が必要ですか?
A. Wan 2.2 の 5B は FP8 で約 8〜12GB、14B を FP16 で回すと 54〜65GB 必要です。GGUF 量子化と T5 の CPU オフロードを使えば 12GB の GPU でも 480p なら動きますが、system RAM は 32GB を推奨します。VRAM に不安があるならクラウド実行が無難です。
Q. 画像を動画にする image-to-video では何ができますか?
A. アップロードした 1 枚のイラストや写真を、プロンプトで指定した動きに沿ってアニメーションさせる機能です。Wan 2.2 は静止画に近い穏やかな動き、Kling は走る・爆発するような大きな動きが得意で、SNS リールや VTuber の待機画面づくりに向きます。
Q. ComfyUI を入れなくても動画生成はできますか?
A. はい。ComfyStudio のようなクラウド型 SaaS なら、ComfyUI のインストールや GPU の用意なしに、ブラウザだけで ComfyUI 動画生成のワークフローを実行できます。オープン重みの Wan に加え、API 提供の Kling・Seedance も同じ画面で使い分けられるのが利点です。
Q. 動画生成は 1 本いくらかかりますか?
A. ComfyStudio は 1 クレジット = 1 円で、Wan 2.2 の image-to-video が ¥138、シネマ品質の Kling が ¥225 など、生成前に 1 本あたりのコストが表示されます。使った分だけの従量課金なので、月額固定のサービスより少額から試せます。